【2025年最新版】バーチャルオフィスおすすめランキングTOP8!

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新しく事業を始めるにあたり、多くの方が最初に直面する課題が「事業用の住所をどうするか」という問題です。

物理的なオフィスを借りるのは初期費用や賃料の負担が大きく、かといって自宅住所を登記・公開すると、プライバシーの観点や、金融機関からの信用評価(法人口座の開設や融資など)において懸念が生じるケースが少なくありません。

この課題に対する最も現実的かつ戦略的な解決策が「バーチャルオフィス」の活用です。月額数千円という低コストで都心一等地の住所を事業用アドレスとして利用でき、法人登記はもちろん、社会的信用の獲得とプライバシーの保護を両立させることが可能になります。

しかし、近年バーチャルオフィスの数は急増し、サービス内容は玉石混交です。そこで本記事では、特に「法人登記のスムーズさ」「事業用の口座開設実績」「コストパフォーマンス」という、ビジネスの基盤となる3つの重要な基準で8社を厳選。これから事業を始める皆様が安心して第一歩を踏み出せるよう、信頼できるサービスのみをランキング形式でご紹介します。

【総合比較】バーチャルオフィスおすすめTOP8

順位 サービス名 総合評価 月額料金(最安) 法人登記 拠点エリア
1位 レゾナンス ★★★★★ 4.7 990円~ 東京, 横浜
2位 アントレサロン ★★★★★ 4.6 3,800円~ 東京, 神奈川, 埼玉
3位 和文化推進協会 ★★★★☆ 4.5 500円~ 京都
4位 ナレッジソサエティ ★★★★☆ 4.5 4,950円~ 東京(千代田)
5位 NAWABARI ★★★★☆ 4.3 1,100円~ 東京(目黒)
6位 バーチャルオフィス1 ★★★★☆ 4.2 880円~ 可(追加料金なし) 東京, 広島
7位 京都バーチャルオフィス ★★★★☆ 4.1 1,500円~ 京都
8位 PocketOffice ★★★★☆ 4.0 980円~ 東京(渋谷)

バーチャルオフィスおすすめランキング

1位レゾナンス

★★★★★ 4.7

月額990円から都内一等地の住所が利用でき、5年連続で顧客満足度No.1を獲得。価格、信頼性、サービスの充実度、全てにおいてバランスが取れており、誰にでもおすすめできる優良オフィスです。

メリット・デメリット

銀座、新宿、渋谷などブランド力の高い住所を格安で利用可能。

電話秘書代行や会議室など、ビジネスに必要なオプションが充実。

最安プランは郵便物転送が月1回なので、頻繁に受け取る場合は注意が必要。

こんな人におすすめ

  • 価格と信頼性の両方を重視し、失敗したくない方
  • ビジネスのブランドイメージを高めたい方
  • 初めてバーチャルオフィスを契約する方

2位アントレサロン

★★★★★ 4.6

東京・神奈川・埼玉の駅近に多数の拠点を構え、コワーキングスペースも併設。住所を借りるだけでなく、作業場所や打ち合わせ場所も確保したいアクティブな起業家を強力にサポートします。

メリット・デメリット

全拠点のコワーキングスペースが利用可能。

受付スタッフが常駐し、来客対応も可能。

月額料金が他の格安オフィスに比べて高め。

こんな人におすすめ

  • 打ち合わせや対面での作業が多い起業家
  • 複数の拠点をフレキシブルに使い分けたい方
  • 住所貸し以上の手厚いサポートを求める方

3位和文化推進協会

★★★★☆ 4.5

業界最安クラスの月額500円から利用可能。非営利団体が運営しているため、この驚異的な価格が実現しています。とにかくコストを抑えたい事業者にとって最適な選択肢です。

メリット・デメリット

月額500円という圧倒的な低価格。

基本料金に郵便転送や電話転送が含まれておりコスパ抜群。

拠点が京都に限られるため、東京の住所は利用できない。

会議室などの物理的なスペースはない。

こんな人におすすめ

  • 初期費用や月額コストを極限まで抑えたい個人事業主
  • 住所の場所にこだわらないネット完結型のビジネス事業者
  • ネットショップの特定商取引法に基づく表記のためだけに住所が必要な方

4位ナレッジソサエティ

★★★★☆ 4.5

10年以上の運営実績と、千代田区九段下の銀行所有ビルという住所のブランド力が最大の魅力。法人口座開設保証制度もあり、事業の信頼性を最重要視する方に選ばれています。

メリット・デメリット

社会的信用度が非常に高い住所で法人登記が可能。

法人口座開設の成功率が高く、保証制度もある。

月額料金が比較的高額。

こんな人におすすめ

  • 取引先や顧客からの信頼性を第一に考える事業主
  • コンサルタント、士業など、オフィスの信頼性が重視される業種の方
  • 融資や法人設立をスムーズに進めたい方

5位NAWABARI

★★★★☆ 4.3

BASEや17LIVEとも提携し、ネットショップ運営者やインフルエンサーから高い支持を得ています。月額1,100円から目黒区の住所が利用可能で、オンラインでの活動に最適化されたサービスです。

メリット・デメリット

EC事業者やクリエイター向けのサービスが充実。

目黒区というブランドイメージの良い住所が使える。

郵便転送がオプション(有料)のプランがある。

こんな人におすすめ

  • ネットショップ運営者、クリエイター、インフルエンサー
  • オンラインでの活動が中心で、自宅住所を公開したくない方

6位バーチャルオフィス1

★★★★☆ 4.2

月額880円からと格安ながら、法人登記に追加費用がかからないのが最大の魅力。週1回の郵便転送も基本料金に含まれており、法人設立を目指すスタートアップにとって非常にコストパフォーマンスが高いサービスです。

メリット・デメリット

法人登記の追加料金が0円。

最安プランでも週1回の郵便転送が含まれる。

拠点が渋谷と広島に限られる。

こんな人におすすめ

  • できるだけ安く法人設立をしたい方
  • 渋谷または広島の住所が必要なスタートアップ企業

7位京都バーチャルオフィス

★★★★☆ 4.1

京都御所から徒歩1分という由緒ある立地の住所が利用可能。書類転送が無料で、電話サービスも充実。落ち着いたブランドイメージを求める事業者に適しています。

メリット・デメリット

京都の一等地というブランド力のある住所が使える。

郵便物の受け取り・転送が無料。

東京の格安オフィスと比較すると料金はやや高め。

こんな人におすすめ

  • 京都に拠点を持ちたい方
  • 士業やコンサルタントなど、落ち着いた信頼性が求められる業種の方

8位PocketOffice

★★★★☆ 4.0

月額980円から渋谷の住所が持てる、渋谷エリア特化型の格安バーチャルオフィス。シンプルな料金プランが魅力で、Webサイト制作などのビジネスサポートも充実しています。

メリット・デメリット

渋谷の住所を月額1,000円以下で利用できる。

シンプルな料金体系で分かりやすい。

郵便転送がオプションで、都度料金が発生する。

こんな人におすすめ

  • IT系やクリエイティブ系の事業者で、渋谷の住所に魅力を感じる方
  • 郵便物の受け取りがほとんどない方

まとめ:あなたに最適なバーチャルオフィスの選び方

目的別 おすすめの選び方

  • コスト最優先なら → 和文化推進協会
    月額500円は圧倒的。とにかく安く始めたいなら一択です。
  • 価格と信頼性のバランスで選ぶなら → レゾナンス
    都心一等地の住所を月額990円から利用でき、実績も十分。迷ったらここが最も無難な選択です。
  • 作業場所も欲しいなら → アントレサロン
    住所だけでなくコワーキングスペースも使えるため、アクティブな起業家に最適です。
  • 社会的信用を重視するなら → ナレッジソサエティ
    銀行所有ビルの住所は信頼性抜群。士業やコンサルタントの方におすすめです。

よくある質問(Q&A)

バーチャルオフィスのメリット・デメリットは?

メリットは、物理的なオフィスを借りるより大幅にコストを削減できる点、都心一等地の住所を事業用アドレスとして利用できる点、自宅住所を公開せずに済むためプライバシーを保護できる点などがあります。
デメリットは、他の利用者と住所が重複する点や、業種によっては許認可が取得できない場合がある点です。

個人事業主でも契約できますか?

はい、今回ご紹介したサービスの多くは個人事業主の方も契約可能です。ネットショップ運営やフリーランスの活動拠点として多くの方が利用しています。

法人登記は本当に可能ですか?

はい、今回ご紹介したサービスはすべて法人登記に対応しています。ただし、プランによっては法人登記がオプション料金となる場合があるため、契約前に必ず公式サイトで確認してください。

プロフィール
ねむりん

公認会計士のねむりんと申します。
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