【無料】簿記3級練習問題:補助簿に記帳する取引の問題 全10問(解答解説付き)

簿記

解答はページの最後にありますので、問題を解いた後に確認してください。

問題:次の取引はどの補助簿に記帳されるか。

当社では補助簿として、以下の帳簿を使用しています。

  • 現金出納帳
  • 当座預金出納帳
  • 仕入帳
  • 売上帳
  • 支払手形記入帳
  • 受取手形記入帳
  • 買掛金元帳
  • 売掛金元帳
  • 商品有高帳
  • 固定資産台帳

以下の(1)~(10)の取引において、どの補助簿に記帳されるかを選びなさい。

(1)X6年5月10日、得意先A社に商品¥200,000を販売し、代金は6月末に支払われることになった。
(2)X6年6月5日、当社は銀行から¥1,000,000の融資を受け、当座預金に振り込まれた。
(3)X6年6月15日、商品¥50,000を仕入れ、代金は後日支払うことになった。
(4)X6年6月20日、当社が保有している固定資産の1つ、パソコンを¥100,000で購入した。
(5)X6年6月25日、得意先B社から手形で¥300,000を受け取った。
(6)X6年6月30日、現金で¥50,000の支払いを行った。
(7)X6年7月10日、仕入先C社に商品¥80,000を仕入れ、現金で支払った。
(8)X6年7月15日、得意先D社から¥400,000を銀行振込で受け取った。
(9)X6年7月20日、当社が保有している販売用商品が¥120,000分、減損処理された。
(10)X6年7月25日、受取手形の1枚¥200,000を満期で決済し、現金で受け取った。

【解答例】

(1) 売上帳
得意先A社に商品を販売した取引は、「売上帳」に記帳します。

(2) 当座預金出納帳
銀行から融資を受けて当座預金に振り込まれた取引は、「当座預金出納帳」に記帳します。

(3) 仕入帳
商品を仕入れ、代金の支払いが後日であるため、「仕入帳」に記帳します。

(4) 固定資産台帳
固定資産(パソコン)を購入した取引は、「固定資産台帳」に記帳します。

(5) 受取手形記入帳
手形を受け取った取引は、「受取手形記入帳」に記帳します。

(6) 現金出納帳
現金で支払いを行った取引は、「現金出納帳」に記帳します。

(7) 仕入帳
商品を仕入れ、現金で支払った取引は、「仕入帳」に記帳します。

(8) 売掛金元帳
得意先D社からの銀行振込による受取は、「売掛金元帳」に記帳します。

(9) 商品有高帳
販売用商品の減損処理を行った取引は、「商品有高帳」に記帳します。

(10) 現金出納帳
受取手形の決済により現金を受け取った取引は、「現金出納帳」に記帳します。


【解説】

補助簿は取引をより細かく記録するために使用され、特定の勘定科目ごとにまとめられます。

  • 売上帳:売上の記録
  • 仕入帳:仕入れの記録
  • 当座預金出納帳:当座預金の入出金記録
  • 受取手形記入帳:受け取った手形の記録
  • 固定資産台帳:固定資産の購入や売却、減価償却などの記録
  • 現金出納帳:現金の入出金記録
  • 商品有高帳:商品の在庫や減損処理などの記録
  • 売掛金元帳:売掛金の管理
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