こんにちは、公認会計士のねむりんです。
私は大学生のときに公認会計士試験に合格し、現在は監査法人で働いています。
この記事では、公認会計士というキャリアについて、「資格を取るか迷っている方」や「会計士ってどんな働き方ができるの?」と気になっている方に向けて、リアルな視点からお話しします。
公認会計士とは?
公認会計士は、企業の財務情報が正しく作られているかどうかを第三者としてチェックする「監査業務」を中心に、税務、コンサルティング、IPO支援など、多岐にわたる分野で活躍できる国家資格です。
近年では、女性の活躍や柔軟な働き方がどんどん広がっていて、「長く・自分らしく」働ける職業として注目されています。
資格試験について
試験の概要
公認会計士試験は、ハードルは高めですが、合格すれば一生使える専門資格。
私自身は大学生のときに合格しましたが、社会人になってから挑戦する方も多くいます。
試験科目には以下のようなものがあります:
- 会計学(財務会計・管理会計)
- 監査論
- 企業法
- 租税法
- 経済学・統計学など
平均して2〜3年の勉強期間が必要で、計画的な勉強とモチベーション維持がカギになります。
監査法人での働き方は?
多様な働き方が可能
監査法人では、自分のスタイルに合わせた働き方が選べるのが大きな魅力です。
- 「バリバリ働いて早く昇進したい」人には、責任あるポジションへのチャレンジの機会が用意されており、
- 「ライフワークバランスを大事にしたい」人には、時短勤務やフレックスタイム、在宅勤務など、柔軟な働き方が整備されています。
結婚や出産を経ても続けられる制度が整っているので、女性にとっても長く働ける職場です。
繁忙期と閑散期のメリハリがある
監査法人では繁忙期が決まっているので、スケジュールが読みやすいのも魅力の一つです。
- 主な繁忙期:1〜2月、4〜6月
- 閑散期:夏〜秋(7〜10月)
そのため、閑散期には2週間以上の長期休暇も取りやすく、海外旅行に行ったり、自己投資に使ったりと自由な時間を持てます。
新人でも実務にがっつり関われる
最近はIT化の進展により、資料整理や単純作業といった雑務が減ってきています。
その結果、新入社員のうちから実際の監査に深く関われる機会が増えています。
私も1年目からクライアントの会議に同席し、現場で判断を求められるような経験を積んできました。
やりたいことがあれば手を挙げれば挑戦できる、そんな風土が整っているのも監査法人の魅力です。
公認会計士になるメリット・デメリット
メリット
✅ 高収入が期待できる
✅ 転職・独立も視野に入れた柔軟なキャリアパス
✅ 働き方を自分でデザインできる
✅ 社会的信用・専門性の高さ
✅ 繁忙期と閑散期のメリハリで、長期休暇が取りやすい
デメリット
⚠️ 資格取得までの道のりが長くハード
⚠️ 繁忙期の労働時間は比較的長め
⚠️ 継続的な学びが求められる
⚠️ 数字や細かい作業に抵抗があると、向いていないと感じることも
最後に:挑戦する価値はある
「資格を取るのは大変そう」「自分にできるか不安」
そう思っていた大学生の私も、今では監査法人でやりがいのある仕事をしながら、ライフワークバランスも確保できています。
公認会計士という資格は、ただの肩書きではなく、人生の選択肢を広げる鍵になります。
この資格があったからこそ、「やりたいことに挑戦できる環境」に出会えました。
もし迷っている方がいたら、まずは少しずつ情報を集めてみてください。
そして、ぜひ一歩を踏み出してみてくださいね。